2015年6月16日火曜日

今後値上がりしそうな電力株

◆電力各社の株価(6/16現在)
北海道電力1281円
東北電力1730円
東京電力688円
中部電力1855円
関西電力1332.5円
北陸電力1885円
四国電力1832円
中国電力1829円
九州電力1432円
沖縄電力3170円
J-POWER4485円

ここ数か月で東京電力の株価が急騰している。ソフトバンク、リクルートなど他業種との相次ぐ提携がマスコミで報じられていることが要因と思われる。ただし、関西電力とKDDIの提携が報じられたように、今後は他電力が他業種との連携を打ち出していくターンである。東京電力の急騰は1000円の壁を超えるまでには至らないと思われる。ただし、福島第一原子力発電所事故の責任をきっちり取るまで、国も東京電力には潰れて欲しくないと考えているはずであり、それほど保有に慎重になる必要はないと考える。経済産業省と手を組んだ東京電力は他電力とは異なる大胆な動きをする可能性があり、10年後の電力業界・ガス業界で予想したように燃料・火力発電部門における中部電力との提携など、電力業界・ガス業界の大再編を今後リードしていくと思われる。まだまだ他電力と比較して割安であり、今後の報道による高騰を期待して、今の内から保有するのも悪くない。

東京電力に次いで株価が低いのは、原子力発電への依存度が高い北海道電力、関西電力、九州電力である。原子力発電所の再稼働まで赤字は避けられないが、九州電力の川内原発はようやく再稼働へと漕ぎ着けそうであり、下位3社グループから真っ先に脱すると思われる。もう一つの玄海原発も比較的早い再稼働が見込まれている。活断層問題によって早期再稼働が難しい東北電力と北陸電力を九州電力がいずれ追い抜くことも考えられる。九州電力は川内原発の再稼働後に株価が上昇していくと思われるため、今の内に安いタイミングを見計らって買っておきたいところである。

また、原子力発電への依存度が低い中国電力と中部電力は既に上位グループに属しているが、北陸電力と四国電力を突き放して、今後さらに株価が上昇していくと思われる。中国電力は島根原発、中部電力は浜岡原発を抱えているが、両社は安価な石炭火力が中心で各社の原発が再稼働するまでは高い競争力を発揮するだろう。また、投資余力のある両社は積極的な電源開発と他電力管内への進出が可能であり、自由化においてスタートダッシュをかけることができる。しばらくは安泰な電力株であると言える。

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