2017年1月28日土曜日

2016年アニメランキング

1位 この素晴らしい世界に祝福を!
異世界を舞台にしたコメディ作品。不慮の事故で死んだ佐藤和真は女神アクアから魔王討伐のために異世界への転生を持ちかけられる。アクアを道連れに冒険者として異世界に転生した和真であったが、アクアは運と知性が極端に低い駄目神で、和真は日々の生活費にも困窮する有様であった。やがてアークウィザードのめぐみん、クルセイダーのダクネスを仲間に加えた和真であったが、彼女たちもアクアに匹敵するトラブルメーカーで、和真の異世界生活は波乱に満ちたものとなっていく。

原作絵はクオリティ高いのにどうしてこうなった…という感じの残念な作画だが、作画崩壊が気にならないくらいダントツに面白い。最近急増している異世界系の作品の中では個人的に最高評価。ジャンルとしては異世界系だけど中身は日常系に近い。とにかく会話のテンポが良く、あっという間に全話視聴していた。これはキャラクター設定の賜物だろう。特にめぐみんのパートが素晴らしい。シリアス要素が皆無に等しいため、個人的な趣味からは結構離れているが、2016年では一番のヒット作。

2位 Re:ゼロから始める異世界生活
こちらも異世界ファンタジー。引きこもりの高校生ナツキスバルは突如として異世界に召喚され、命の危機をハーフエルフのエミリアに救われる。エミリアの物探しに協力するスバルであったが、何者かの襲撃によって2人は殺されてしまう。しかし、殺されたはずのスバルは生き返り、異世界に召喚された時点まで時間が巻き戻っていることに気付く。死に戻りというタイムリープ能力を得たスバルは度重なる死に直面しながら、エミリアを救うため運命に抗っていく。

恐らく2016年の覇権アニメ。初回の1時間で上手く視聴者の心を掴んだと思う。毎週続きの気になる終わり方をしていたのが良かった。ただし、タイムリープは同じ場面を繰り返すことで間延びしたストーリーになってしまうのが弱点。リゼロもロズワール邸の部分で少しダラダラしている印象を受けた。そして主人公スバルに全く好感を持てないのが個人的に残念だった。ネットで連日繰り広げられたエミリアとレムのヒロイン論争が個人的には一番楽しかったかも。ちなみに自分はエミリア派。

3位 響け!ユーフォニアム2
吹奏楽部を舞台にした青春作品。関西大会出場を勝ち取った北宇治高校吹奏楽部は夏休みも熱心に練習を重ねていた。しかし、去年退部した2年生の傘木希美が部への復帰を求めて姿を見せると、同じく2年生でオーボエの鎧塚みぞれが変調を来すようになる。副部長の田中あすかは関西大会を優先して希美を切り捨てるが、あすかの態度に疑問を抱いた久美子は問題の核心に迫ろうとする。

これぞ京都アニメーションというクオリティの高さが脚本でも作画でも発揮されていた。作画レベルはもしかすると氷菓を超えていたかもしれない。ここ女子校じゃなくて共学だよね…と感じるくらい女子同士の関係がフィーチャーされていたのは1期同様であったが、繊細でリアルな人間関係が描けていたと思う。だからこそ恋愛をテーマにした作品でなかったのが惜しい。いや、麗奈は既に恋愛しているんだけど…。でも、何かが違う。秒速5センチメートルやtrue tearsに並ぶ名作になっていたかもしれないと思うと、良作であっただけに残念。次の京都アニメーション作品に期待。